交付申請書による登記簿謄本の取得
登記簿謄本、登記事項証明書
以前、登記簿は、バインダー式の簿冊に閉じられていました。
登記簿謄本は、その写し(謄本)のことを言います。
現在は、登記簿に記載されていた事項を、データー化してコンピューターの中に記録されているので、
その記録を紙にしたものを、登記事項証明書といっています。
交付申請書による登記事項証明書の取得
登記所には、紙の交付申請書が備えられています。
この申請書に、申請人の住所、申請、申請する不動産の所在、地番を記載します。
費用は1通¥600です。(平成29年5月現在)
費用は収入印紙で納めます。収入印紙は、法務局で販売しています。
申請上の注意
申請書の記載する地番は、土地の地番であり、住所表示とは異なります。
あらかじめ地番を調べておく必要があります。
コンピューター化された記録であれば、異なる管轄法務局の登記事項証明書を請求できます。
例えば、大阪の法務局で、東京の土地の登記事項証明書を取得できます。
コンピューター化されていない記録は、管轄法務局で交付申請しなければなりません。
古い公図や閉鎖された登記簿謄本の写しなどです。